愛の選択

おはようございます。

わもん財団の・事務局です。

先日、熊本で被災者さんからお聞きしたとってもこころ温まるお話を紹介します。

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熊本震災が起きてすぐの頃
被害が大きかった町での出来事。

避難所には人が溢れており、避難所にも入れず
自宅の庭、もしくは近くの工場の駐車場で
車やテントで暮らしていた被災者の方を数多くいらっしゃいました。

当時は、物資や食糧も足りない状況。
避難所に入れなかった人達にはなかなか、届いてきません。

そんな、自宅の側で暮らす足の不自由なおばあちゃんが、手押し車を押しながら歩いて避難所で行われる炊き出しに行かれました。
ところが、炊き出しはその避難所で暮らしている人にしか配られず・・・
おばあちゃん達は、泣く泣く何も口に出来ずに帰ってこられました。

そんな話を聞いた地元のパン屋さん。
震災直後から、自分のお店の冷蔵庫に保存してあったパンを配って皆さんのためにと頑張っている熱い方です。
これはほってはおけないと、熊本出身のサッカー選手にこの話をしました。
すると、サッカー選手は直ぐに自分の所属チームに連絡をし、炊き出しの準備を。
翌日にパン屋さんの店先で2000食の炊き出しを行ないました。

その時に先ほどのおばあちゃん達が来て、サッカー選手に避難所での出来事を話したのです。

すると、サッカー選手はこう言いました。

『よし!今から言いに行こう!』


さて、サッカー選手は何を言いに行こうと言ったのでしょうか・・・


『避難所へ行って、ここで炊き出しやってるからね。是非食べに来て下さいって誘いに行こう!』


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この炊き出しをされているパン屋さんもサッカー選手も、常に地域の方への貢献を考えて行動されています。その行動にも頭が下がる思いですが、サッカー選手の心のあり様に感銘を受けました。


その時その時、それぞれの行動にはその人なりの理由があってやっている。
だから、それに反応するのではなく今、自分の出来るベストなアクションを起こせる人で在りたい。と、このお話を聞いて感じました。


わもん財団では熊本震災支援として、
わもんで聞く事を学んでいる仲間を
聞くボランティアとして派遣しています。

まだまだ、小さな活動ですが
息の長いサポートを続けていきたいと思っております。

皆さまのご協力をお願い申し上げます。


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写真は震災で崩壊した熊本城の石垣。

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★わもん財団主催
『やぶちゃんの世の中を良くするチャリティー☆ディナーショーin周南』
     
やぶちゃんの楽しいショータイムと
美味しい食事と仲間との語らいの時間。
     
日時:2016年6月25日 19:00〜21:00
場所:華の器
金額:25,000円(経費を除いた全額をわもん財団を通して世の中を良くする事に使いわせて頂きます)
     
お申込みはこちらから↓
    
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皆さんからご協力頂いている
熊本震災支援金 総額
     
     1,725,819 円(2016年6月12日現在)
      
※皆さまから頂いた支援金は全額、熊本震災支援の聞くボランティア活動に行って頂ける黒帯さんの交通費にあてさせて頂きます。
      
〈支援金受付はこちらから〉
※引き続きわもん財団では熊本震災支援金の受付をしています。
支援金を託したいと思われる方は下記よりお申込み頂くか、下記までメールにてお問い合わせ下さい。
 
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『お金を通じて世の中を良くする』
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